Friday 11 December 2015

日顕宗の動き 2015年12月11日

1.崩壊現象、如実に――日顕宗のこの一年
「信者が増えている」との宣伝のウソが暴かれた、参加者激減の新年勤行会から始まった本年の日顕宗。依然として折伏は進まず、今年は毎月の「折伏目標達成寺院」の公表を取りやめた。折伏・登山の過酷なノルマに嫌気がさした末寺住職が続々とその座を放り出し、隠居の道を選んだ。かつて毎年数十人は応募していた「少年得度試験」では、ついに応募者が1桁台に落ち込み、あわてた日如執行部が得度者の募集を僧俗に呼びかけたが、現場の動きは極めて緩慢。なぜなら、新たな寺が建つ見込みは少なく、宗内は未来無き無任所坊主であふれかえっているからだ。
 法主の日如は、本山の三門と五重塔の改修・修復工事の名目で、50億円を集めると発表したが、さらに目標額が上乗せされるとの情報もある。
 宗門衰退の元凶、前法主の阿部日顕は公の場から姿を消し、その日顕が「次の法主に」と熱望している息子・信彰も昨年の入院以降、体調が回復しておらず、「次の法主は無理」というのが宗内の一致した声。さりとて次の法主候補は浮上していない。
 "冬は必ずしも春とはならない"。このような表現が似つかわしい日顕宗の暗澹たる現状である。
2.宗内人事
日顕宗の庶務部長、斎藤栄順(71歳)が妙国寺(東京・板橋区)の住職を辞めて隠居する。併せて庶務部長も辞任する見込み。妙国寺の後任には、折伏成果が低迷する同寺に折伏推進委員として入っていた眞光寺(千葉市)の新井契道(60歳)が滑り込む。
 眞光寺の後任には浄顕寺(愛知・津島市)の三浦富道(61歳)が、浄顕寺の後任には徳妙寺(宮城・塩竃市)の高野正務(42歳)が、徳妙寺には本山・大坊から野村良尚(35歳)が入る。
 病気療養中の本善寺(宮崎・日向市)住職、三門雄善(61歳)が隠居し、後任に法蔵寺(宮崎・門川町)の中山悟道(61歳)が、法蔵寺には本山・大坊から野村法増(33歳)が入る。
 堅持院事務所(兵庫・西宮市)が「法祥寺」と看板を掛け替え、住職として立安寺(鹿児島・奄美市)の竹内正茂(41歳)が入り、立安寺には本山・大坊から伊藤法住(33歳)が入る。

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