Thursday 24 March 2016

日顕宗の動き 2016年 3月24日

1.不評だった布教区別僧俗指導会
1月から布教区ごとに行われてきた、平成33年「大聖人御聖誕800年」までの「80万人体勢構築」を名目とする僧俗指導会が15日に終了した。
指導会には布教部や折伏推進委員の面々が登壇して、"80万推進"に向けてご託を並べていたが、参加者の評判は最悪である。登壇者は何ら具体的な方法を示すでもなく、口を揃えて「御法主上人猊下の御指南のままに」を繰り返すばかり。
その法主・日如の「指南」とやらも、やはり具体的な内容に乏しく、「打って出ろ」「一歩も退くな」「団結せよ」といった抽象的な精神論に終始しているのである。
宗内を覆う暗い雰囲気の原因は何か。法主・日如が「御聖誕800年」の数字に引っ掛けて思いつきで決めた「80万人体勢」という無謀なノルマなのである。
もはや、末寺住職と法華講員の不満は飽和状態にある。日如自身が宗内僧俗をアッと言わせるような手本を示すか。あるいは絵に描いた餅に過ぎない「80万人体勢」の目標を撤回するか。宗内の混乱を収めるにはこの二者択一しか残されていないようだ。

2. 青年部夏期講習会が廃止
今年も5月21日から7月3日までの土・日曜日、計5期に分けて大石寺で日顕宗の夏期講習会が行われることになったが、特筆すべき事は、昨年まで最終の第5期が「青年部対象」とされていたが、その対象枠が取り払われたことだ。
理由は単純。"青年部員が集まらないから"である。これまで「青年部対象」とは名ばかりで、壮年や婦人が結集要員としてかり出されてきたゆえ、機関紙などに「青年」ではない人々が多く写り込んだ「青年部夏期講習会」の写真を掲載できなかったのだという。
かつては毎年、計10期開催されていた日顕宗の夏期講習会だが、2010年から半分の計5期に縮小。今回は「青年部枠」が撤廃されてしまった。
「信者が増えている」のはウソ。登山者をかき集めるのもひと苦労。未来を託す青年もいない――これが日顕宗の"お先真っ暗"な現状である。

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